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【Krush.144】12.18(日)後楽園ホール

× 鈴木翔也
［判定 0 - 3］
○ 伊藤健人

☆レポート

1R、オーソドックスの両者はローを蹴り合い距離を探る。そこから右クロスを放っていった鈴木だが、伊藤が右ストレートで打ち抜きダウンを奪う。
　立ち上がった鈴木をロープに詰め右ストレートと左フックで迫る伊藤だが、鈴木も左フックのカウンターを振るう。だが伊藤はよく見て右ハイキック。これで鈴木の側頭部をとらえてグラつかせる。

　2R、伊藤は左フックでグラつかせるが、鈴木もしかし左ミドルとパンチで前に出る。だが右ストレート、左ボディと伊藤が打ち勝つ。しかし鈴木はワンツーの右ストレートで伊藤をとらえダウンを奪い返す。
　立ち上がった伊藤はしかし左ハイ、ジャブと丁寧な組み立て。鈴木は左ミドルを連続で当てて2Rを終える。

　3R、鈴木の目の負傷がチェックされるが再開。前に来る鈴木に伊藤は右ストレート、左フックとヒット。だが鈴木はプレスを弱めない。鈴木がローを入れれば伊藤はハイキックを返す。距離を詰め、混戦に持ち込まんとする鈴木。伊藤はバックステップして鈴木のパンチを避けながら右ストレート、左フックとヒットを重ねていく。

　判定は28-27、28-27、29-27の3-0で伊藤。ダウンの飛び交う激闘を制した。