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11月24日(日)神奈川・横浜アリーナで“K-1冬のビッグマッチ 第1弾”「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ～よこはまつり～」が開催された。

　今大会では空位になっているフェザー級王座を決める「第3代フェザー級王座決定トーナメント」が行われ、日本・オーストラリア・タイ・スペイン・フランスの強豪がエントリー。接戦ならびに激戦が予想されたが、江川優生が圧倒的強さでトーナメントを勝ち上がった。

　江川は1回戦でホルヘ・バレラを1分49秒、準決勝でアーサー・メイヤーを2分52秒、そして決勝ではジャオスアヤイ・アユタヤファイトジムを58秒といずれも1RでKO勝利。ジムの先輩・武居由樹が6月のスーパー・バンタム級世界最強決定トーナメントを制した時よりも早いタイムで完全優勝を果たし、K-1のベルトを腰に巻いた。

　スーパーファイトでは武尊が3月の「K'FESTA.2」以来、約8カ月ぶりの復帰戦。前K-1フェザー級王者である村越優汰と対戦した。戦前「判定でも勝つ」と宣言していた村越はジャブ・ストレート・左ミドル・左のヒザ蹴りを駆使して作戦を徹底し、武尊に決定打を与えない。しかし開始からプレッシャーを掛けた武尊は最終3R終盤に村越をとらえ、強打を当てて試合終了。自身が目指したKOとはならなかったが、武尊が判定2-0で勝利した。

　その他、スーパーファイトでは木村“フィリップ”ミノル、ジョーダン・ピケオー、林健太、皇治、城戸康裕、山崎秀晃、佐々木大蔵といずれも赤コーナーサイドが勝利。上位陣が強さを見せた。

　ヘビー級タイトルマッチはロエル・マナートが1RKO防衛、王者シナ・カリミアンの負傷欠場でクルーザー級タイトルマッチが消滅した愛鷹亮も緊急出場のヤン・ジェグンに1RでKO勝利した。

☆全試合結果・詳細・レポート・動画
https://www.k-1.co.jp/k-1wgp/result/16501/